3歳から英会話スクールに通っているのに、全然英語が話せるようにならないと悩んでいる人も多いようです。しかし、週1回1時間程度の英会話スクールに行くだけで、英語が話せるようになるでしょうか?
実は英語習得に必要なのは約3000時間と言われており、週1回1時間では1年間に約52時間、英語習得に57年以上かかる計算になってしまいます。
日本人は中学・高校・大学と英語を学ぶのに、それだけで英語が話せるようになる人は稀です。
これらのことから、小さい頃から英会話スクールに通わせるだけで英語が話せるようになるという考えはやめた方がよいでしょう。
では、子どもを英会話スクールに通わせる意味はないのでしょうか?そんなことはありません。まず、英会話スクールで英語に触れることで、英語への興味を持ちます。幼児の頃は、親が英語に触れさせなければ自分で英語にふれる機会はないため、英語に興味を持つようになるきっかけづくりになります。
英語耳とは、日本語にはない英語の発音を聞き取れる能力のことです。この能力は年齢に大きく左右され、生後10〜12ヶ月で英語の子音が聞き分けられると言われています。
日本語耳が形成される1歳頃までに、英語をたくさん聞かせることで英語の発音やイントネーションがそのまま聞こえる英語耳を育てることができるため、赤ちゃんの頃から英語教育をすることは大きな意味を持ちます。
ただし、英語を聞く環境を維持しないと英語耳はなくなってしまうため、続けることが大切です。
幼い頃から英会話スクールで外国人とふれ合うことで、外国人に違和感を持つことなく自然に受け入れることができるようになります。
外国の異文化に対しても偏見なくすんなり受け入れられるので、本当の意味でのグローバルな感覚を身につけることができます。
子どもを英会話スクールへ通わせるのは効果的なことがわかりました。もっと英語を身につけたいのであれば、家でも英語に触れる時間を作りましょう。
そのためには、親も一緒になって英語の歌を歌ったり、英語の子ども番組や映画を観たりして、英語に触れましょう。
日本語は日本にいる限り自然と覚えていきますので、家庭で英語に触れる時間が多いほど、子どもの英語力もアップしていきます。
ただし「英語の勉強しなさい!」など、押しつけたり勉強を強制したりすると、子どもは英語が嫌いになってしまいます。英語を勉強と思わず、親も一緒に楽しみながら英語にふれ合うことが大切です。
英語学習には最終的な目的があると達成しやすくなると言われます。ただ、「英語を話せるようになること」が最終目的になってしまうと、途中で「何のために?」という疑問がわいてきてモチベーションが下がってしまうことにもなります。
それよりも「イギリスのサッカーチームに入りたい」「アメリカでバスケットがやりたい」など、具体的に海外でやりたいことや興味のあることを見つける方が、英語学習へのモチベーションになります。
英語は目的を達成するための「手段」であって、最終的な目標ではないということが、学習意欲を持ち続けるために大切なことです。
栄駅から徒歩3分とアクセスも抜群で、平日は夜22時まで開校しているので、忙しい社会人や主婦の方、学生さんでも気軽に通いやすくなっています。